パニック障害を経て、気分変調症になってしまったドルヲタの話
あいあいことアンジュルムの相川茉穂さんがパニック障害と診断されて
「ああ、これからが大変だからゆっくり休んでね…」
と思わずにいられませんでした。
何故なら
私がパニック障害経験者だからです。
東京で一人暮らしをしていた頃にうつを発症し、それでもバイトを続けていたら
電車に乗る時に息苦しさを感じました*1。
しまいには電車に乗る事が出来なくなり*2、そのバイトを辞めました。
メンタルクリニックを変え*3、症状も和らいだ頃に次のバイトを始めました。
これがいけなかった。
度重なる過呼吸、冷や汗、情緒不安定。
それでも店長はシフトを減らしてくれたり、遅刻を多めに見てくれたりして私を見捨てないでいてくれましたが
ある日、私はODをしました*5。
そして救急車で運ばれ、病名が「パニック障害」から「境界性人格障害」に変わりました*6。
その後私は親が「帰ってこい」というので実家に帰り、大きな精神病院に通っています。
あいあいにはここまでこじらせて欲しく無いので本当にゆっくりと休養を取って欲しいし
同じパニック障害の堂本剛さんもライブ中の過呼吸の際、「吸入タイム」というものがあるそうなので*8、メンバーの助けを借りたりして少しずつ元気になって欲しいと思います。
ここまで書きましたが精神障害というのは「心」ではなく「脳」の病気です。
気の持ちようでどうにかなるものではありません。
きちんと決まった量の薬を服薬し、健康的な食事や生活を行う事で改善します。
しかし、完全に治るものでもありません。
あくまで「改善」です。
私も気分変調症と10年付き合っています。
その際、心無い言葉に苦しめられてきました。
「うつ」と診断された時は
「うつって薬で治るんでしょ?」
リストカットをした時は
「それは甘えでは無いですか*9?」
確かにこの病気になってから沢山の人に迷惑をかけました。
「もう一緒にいられない。疲れた」
と絶縁された事もありました。
しかし、あいあいには頼もしい仲間が居ます。
待っててくれてる人たちが居ます。
だから、私みたいにはならないはずです。
あいあい、焦らなくていいよ。
ゆっくり、ゆっくり良くなって行こうね。
待ってるよ、あいあい。